「バ ラ と の 出 会 い 益田 明
平成11年/1999 No.10 掲載
福岡バラ会には平成9年の秋のバラ展のとき入会いたしました。
バラづくりのきっかけは、たまたま東京の友人が出張の途中立ち寄り、バラ作りを勧めたことが始まりでした。
彼は千葉にローンテニスコートを持ち、その辺りに約280株のバラを植え、また毎年、年賀状にバラの写真を貼って寄越していました。
早速、狭いマンションの庭の盆栽を一部整理して、バラ作りをはじめました。盆栽は約30年続けて作っていましたが、その頃、福岡バラ会を知らず、久留米まで「バラの上手な咲かせ方」、また植物園の「バラ作り入門」などに出席していました。
ある日、今は亡き妻から上森様のバラのことが放映されていたことを知らされました。翌日、門司の上森様を訪ね、赤司様を紹介され、また、帰りにはシージャック他4株を頂いて帰りました。それから、上森様から、バラ作りを続けるなら福岡バラ会に入会することを勧められ入会しました。
毎研究会での諸先生方の豊富な知識と知恵を丁寧に教えていただき感謝しています。
現在、54種類、74株を持っていますが71株が鉢植えです。鉢植えのため、毎年の新しい土の入れ替えなど管理が大変で、しかも地植えのように立派な花は望めません。
しかし、別の利点もあります。見頃なバラを移動して楽しんだり、横浜の娘から「友人が来たからバラを見せて下さい」と言われてテレビ電話の前に、5、6鉢並べて対談したり、雨の日には、見頃なものをベランダに移動して楽しんだりしています。 バラ作りのお陰で友人と庭でバラを見ながらビールを飲むのは格別です。
水遣りの時、好きな音楽をかけながら各鉢の状態を見て水遣りをするとき、つくづく、潤い、癒し、また安らぎなどを感じます。
これからも、盆栽とバラ作りを続けますので、今後ともよろしくご指導をお願い申しあげます。