69年のあゆみ そして未来へ
福岡バラ会は68年前の昭和27年春、初代会長となる猪野鹿次(元飯塚市長)、大守加津馬、徳永時雄、赤司新六(廣楽園代表)、赤司廣次氏の五名が発起人となり満を持して発足しました。
バラ展会場は玉屋社長であった田中丸善八氏に丁重に懇願するも快諾を得、第一回春のばら展を玉屋デパートにて開催することができ、初日77名もの新規会員が入会しうれしい出発となりました。 ローズ・ふくおか アーカイブス「福岡バラ会創設の記」を読む
柿本、有隅、横尾、太田、釜瀬、山崎、青木の各氏の尽力により盤石な基礎を築くことができ、会員数も伸び一時は250名からの会員となりました。 赤司氏の多大なる温情による大濠ローズホールをお借りしての研鑽を重ねてこられたことは感謝の一言に尽きます。
平成23年には創立60周年を迎え、ばら展会場も大丸デパートから植物園へと場を変え現在に至っています。
数々の先輩方の礎をたいせつに新しいことにもチャレンジしつつ会員相互の親和のもと福岡ばら会の持続可能な未来を創造していくことができたらと思っています。
歴代会長:猪野鹿次 ⇒ 原資文 ⇒ 末松慶和 ⇒ 田中丸善輔 ⇒ 田中丸善彦 ⇒ 小林正子 (敬称略)
福岡バラ会の活動
「ローズ・ふくおか」
1982年に福岡バラ会の会誌「ローズふくおか」を創刊。現在(令和3年/2021年)第31号まで続いている。
内容は季節ごとの栽培方法や、ばらに対する様々な想いが綴られていて、福岡バラ会の貴重なレガシィ。
バラ栽培 講習会
福岡市植物園「緑の情報館」やバラ園を会場にして、ばらの栽培方法を実践的に学んでいます。
時に外部講師を招き、ばらに関する多岐にわたる知識を得ています。これも68年間にわたり続いている福岡バラ会の活動の一環です。
ばら展
福岡バラ会創立の1952年より今日に至るまで、毎年途切れることなくばら展を開催しています。
バラのコンテストやアレンジメントなど、会場は色とりどりのバラでうめつくされ、バラの香りがあふれます。
第137回 秋のばら展 2020年10月23日(金)~25日(日) 会場 福岡市植物園 緑の情報館2F
2020年春のばら展は新型コロナウイルス感染防止のため中止となりましたが、秋のばら展は万全の態勢で開催致しました。
会員が丹精込めて栽培したばらが会場を彩り、みなさまをお迎えしました。